ハード班に入った新入生は、ユニバーサル基板で回路制作をすることから始めていました。ユニバーサル基板とは、部品を自由に配置して、配線できる基板のことです。
練習とはいえ、ユニバーサル基板は回路について学ぶだけでなく、配線のためにはんだ付けをしないといけないので結構大変です。
どうやら、部品と基盤の両方を温めるのが大事なんだとか。かなり器用じゃないと出来ないような…?

作った回路の写真も撮らせてもらいました。見たところ、スイッチを使って左下のLEDを点灯・消灯できる回路のようです。
ところで、みなさんは「LTspice」というものをご存じですか?
辛(から)そうな名前をしていますが、実際のところ回路設計は辛(つら)そうなので勝手に納得しています。
それはさておき、ざっくり言うと電子回路の動作をコンピュータ上でシミュレーションできる無料のソフトウェアです。
ユニバーサル基板の回路制作を終えた新入生は、このソフトで回路設計をしています。
このソフトを使うことで、実際に回路を実装する前に電圧・電流の値にミスがないか検証できます。間違えても壊れないし、すぐに修正できるのも強みですね。

先輩からもらった資料を参考に、順調に回路を作っています。設計中の回路を見せてもらいましたが、すごく複雑になっていて、これを通して力をつけているのが伝わりました。